JOURNAL
nanamica
ASPHALT & GREEN RECORD Vol.2 「春の日曜、デニムのセットアップとともに。」
2025.03.06

目覚まし時計を使わなくていい休日。冬の寒さがだんだんゆるんできて、窓から入る日差しが、寝起きの身体をやさしく起こしてくれる。



頭の中では春の歌が流れ、小さなつぼみをつけた桜の枝は、昨日よりも少しだけふっくらしている。ふと、大好きなあの店のあの味が恋しくなって、気の向くままに外へ出た。



太陽の淡い光を反射する東京の隅田川。この街に溶け込むようなデニムのセットアップは、軽くてゆったりとした着心地で、ふわっと吹いた風が心地よく感じられる。走り出したくなる気持ちをおさえながら、4月には満開の桜でいっぱいの川沿いの道を歩いた。





桜もちをひとくち、ふたくちと頬張りながら、春を満喫するぜいたくな日曜日。もう一つ買っておいてよかった。