JOURNAL
nanamica
nanamica 25SS Spring and Summer
ONE OCEAN, ALL LANDS
海はひとつで、世界はつながっている。
はるか昔からそこにある海。その雄大な風景を目にしながら、潮風に吹かれ、波の音に耳を澄ませばまるで大自然の息づかいや鼓動が聞こえてくるかのよう。そして果てしなく続く水平線の先を見据えれば、この広い世界がひとつの海でつながっているのだと実感できる。海が好きな人たちの多くがきっと、そうやって国境やアイデンティティなどの垣根にとらわれず、穏やかなマインドで日々の生活を送っているのではないだろうか。海の近くで暮らしている。いつか暮らしてみたいと思っている。休みのたびに都会を離れて海へ出かける。人によって向き合い方はさまざまだけれど、私たちはそんな海を愛するすべての人たちのライフスタイルに寄り添う服を作り続けたい。




(左)ゆったりとAラインを描くクラシックなバルマカーンコート。表地は防水透湿性に優れたゴアテックス ファブリクス、裏地にはコットン/クールマックス®︎のハウスチェック柄を採用している。
(右)リサイクル糸で編み上げたジップアップのニットカーディガンは、程よいオーバーサイジングと軽やかな風合いが心地よく身体を包む。
Left :
2L Cotton GORE-TEX Balmacaan Coat [S25SB032]
Button Down Stripe Wind Shirt [S25SG090]
Right :
Regular Collar Chambray Shirt [S25SG111]
Selvage Denim Pants [S25SC083]










ウール、リサイクルポリエステル、オーガニックコットンを織り交ぜ、洗いをかけた凹凸のあるクレープ生地を使用しているサックコート。海での装いにやさしく寄り添ってくれるだけでなく、右身頃にモバイルフォンサイズのチェンジポケットをあしらうなど都市生活にも快適にフィットする仕様だ。
Regular Collar Chambray Shirt [S25SG111]


表地に防水透湿性に優れたコットンツイル ゴアテックス ファブリクス、裏地にコットン/クールマックス®︎のハウスチェック柄を用いたウィメンズのバルマカーンコート。大きめの襟、深みのあるネイビーがクラシックなムードを演出しつつも、一枚袖によるなめらかな肩の曲線がほんのりとモダンな印象を抱かせる。
2L Cotton GORE-TEX Balmacaan Coat [S25SB032]
12G Crew Neck Sweater [S25SJ008]
Button Down Stripe Wind Shirt [S25SG091]


太めのフード紐がさりげないアクセントになったオーバーサイズフィットのフーデッドジャケット。素材には古き良き時代のアウトドアウェアを想起させるポリエステル65%・コットン35%のウェザークロスを用いている。
Mock Neck Thermal Sweat [S25SH103]






(中央・メンズ)リサイクルポリエステル/コットンを染色したハイブリッドデニムは軽さと強度を兼ね備え、それでいて乾きやすい。淡く、上品なインディゴカラーも相まって海の近くがよく似合う。
(右から2人目・ウィメンズ)身頃と袖が一体になった比翼仕立てのジャケットは、ドライタッチのクレープ生地だから吹きつける海風も心地いい。
Center (Man) :
2nd from right (Woman) :
Wool Cotton Crepe Jacket [S25SA058]
COOLMAX Stripe Jersey Tee [S25SH120]








(左)今シーズンのキーカラーのひとつであるコーラルピンクが、クラシックなフレンチスタイルを思わせる鹿の子ポロに新鮮なニュアンスをもたらしている。
(右)同じくポリエステルとコットンを混紡して仕上げた高密度のブロードシャツも、コーラルピンクのやさしげなトーンが春夏の海辺と自然に調和する。
Left :
Hooded Pullover Sweat [S25SH012]
Right :
Regular Collor Wind S/S Shirt [SUGS405]





防水透湿性の高い2層のパーテックス®︎ アンリミテッドを用いながら、コットンのようなしなやかな風合いに仕上げたフィールドジャケット(左)とフィールドベスト(右)。
そして昔ながらのチノ素材に軽量性や防風性などの機能を備えたデッキジャケット(中)。乾いた砂浜を想起させるベージュカラーとともに、とことん軽快に着こなしたい。
Left : 2L PERTEX UNLIMITED Field Jacket [S24FA036] Regular Collar Stripe Wind Shirt [SUGF362] Reversible Crew Neck Sweat [S25SH097] Selvage Denim Pants [S25SC084]
Center : WINDSTOPPER Chino Deck Jacket [S25SA078] COOLMAX Stripe Jersey L/S Tee [S25SH119] Wide Straight Chino Pants [S25SC079]
Right : 2L PERTEX UNLIMITED Field Vest [S25SN043] Utility Panama Shirt [S25SG074] Henry Neck Thermal Sweat Tee [S25SH104] Reversible Sweat Pants [S25SC098]
コットンキュプラ糸を用いたブロードのオープンカラーシャツは、自然なシワ感とほのかな光沢が春夏の休日スタイルに心地よく、そして品よく馴染む。今季のキーカラー、コーラルグリーンも穏やかな海辺の風景にきれいに映える。



(左)身頃と袖が一体になったオーバーサイズフィットのフーデッドジャケット。中にはピンクのコットン/クールマックス®︎Tシャツで春らしいアクセントを。
(左から2人目)サンドベージュのジップアップカーディガンは前出のネイビーよりもさらに軽やかな印象。2タックワイドチノパンツとのワントーンスタイルで砂浜を歩く姿が、とてもさまになる。
Left :
COOLMAX Jersey Pocket Tee [S25SI114]
Double Pleated Chino Shorts [S25SD108]
2nd from left :
COOLMAX Jersey Pocket Tee [S25SI114]
Double Pleated Chino Pants [S24FC054]

表地に撥水性のあるリサイクルナイロンタッサー、裏地にはドライタッチのリサイクルポリエステル天竺を用い、ゆったりとしたフォルムに仕上げたリバーシブルのフーデッドジャケット(左)とコーチジャケット(右)。淡いコーラルグリーンやサンドベージュの色合いは、海の近くだけでなく、都会の街並みにも溶け込んでくれる。
Left :
Reversible Hooded Jacket [S25SA002]
12G Crew Neck Sweater [S25SJ008]
Regular Collar Wind Shirt [S25SG023]
Double Pleated Chino Pants [S24FC054]
Right :
Reversible Coach Jacket [S25SA001]
Double Pleated Chino Pants [S24FC054]






襟やフラップポケットに異素材のリサイクルナイロンタフタを使用したユーティリティージャケット&パンツ。吸汗速乾性と伸縮性に優れたALPHADRY®︎に衣服内の体温が快適に保たれる光電子®︎の機能も備えているため、海での休日も街での日常もリラックスして過ごせる。
ALPHADRY Utility Jacket [S25SA048]
Crew Neck Thermal Sweat [S25SH102]

ポリエステル65%・コットン35%のウェザークロスを用いることで、まるでクラシックなアウトドアウェアのようなナチュラルな風合いに仕上がっているフーデッドジャケット&カーゴデッキパンツ。やさしげなグレーベージュの色合いを全身にまとい、ときに美しい夕暮れの海や空、砂浜と一体になった気分を味わたい。
COOLMAX Stripe Jersey Tee [S25SH120]



表糸に和紙/ポリエステル、裏糸にリネン/ナイロンを用いて編み上げることで、肌離れがいいドライタッチの生地にぼやけたようなやさしい表情を実現しているジャカードニットポロ。胸元に編み込んだのは絵本作家の牛窪良太さんが描く波をモチーフにしたアートワーク。肌にあたる海風や波の飛沫さえ、心地よく感じられる。



海が好きな人に、海で快適に着てほしい。だからナナミカの服は機能的なマテリアルをふんだんに取り入れているけれど、もちろん本格的なマリンウェアではない。ベースはあくまで都市生活に向けた日常着で、コートもシャツもニットも時代にあわせたフィットを追求していながら見た目は普遍的かつクラシック。むしろそのドライな風合いやタフな生地感が肌にあたる海風を心地よく感じさせてくれるのだと思っている。今シーズンは象徴的なネイビーやベージュを軸に据えつつ、淡いピンクやグリーンといったカラーパレットも海の景色に少しばかり新鮮なアクセントをもたらしてくれるはず。海と向き合うときのフィーリングを、毎日の装いに。
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Producer : Eiichiro Homma
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Photography : Shunya Arai (YARD)
Set Design / Art work : Takayuki Mitsuizumi
Hair and Make-up : Yuka Toyama (mod’s hair)
Translation : Maki Yasuda
Art Direction / Book Design : Shogo Kosakai (Siun)
Edit and Writing : Kai Tokuhara
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