代官山のナナミカくん 第四十二回 末ぜんと和紙ニット。


代官山で昼ごはんといえば「末ぜん」。1968年に開店したという長く続く定食屋さんで、いつ食べてもしみじみおいしくて、飾らない店の雰囲気も最高だ。
このごろはだいぶ暖かいから、薄手のニットくらいがちょうどいい。ボーダー柄が全面ではなくて、アメフトのシャツのような切り替えがきいているのがポイント。



この日もやっぱり、さば塩焼き定食(¥1,100)。
皮はこんがり、身はふっくらとした絶妙な焼き加減のさばが、ジュウジュウという焼き立ての音とともに運ばれてきた。
白いご飯も米の香りがしっかり立っていて、脂ののったさばと相性が抜群。卵焼きやきんぴらといった定番のおかずも、
しっかりした味つけの味噌汁も、箸をどんどん進ませる。
今日も変わらずおいしくて、お店の人たちの親切な対応も気持ちがいい。
代官山に「末ぜん」があってよかったと、また思った。

末ぜん
東京都渋谷区猿楽町20-8
03-3461-823
〜ニットに使われている機能素材とは?〜
和紙とポリエステルを撚り合わせた糸と、ラミー(苧麻)とナイロンを撚り合わせた糸によって天竺編みにしたニット。軽やかで清涼感があり、速乾性も備えて、快適な着心地を実現している。度目をしっかり詰めて編み上げることで、さりげなく上品な風合いに仕上げた。
〈nanamica〉
Paper Knit Stripe Crew [SUJS346] ¥31,900
nanamica Loopwheel COOLMAX Jersey Tee [SUHF145] ¥7,150
Track Pants [SUCS338] ¥27,500(all tax included)
〈TIMBERLAND+NAUTICA〉Shoes Stylist’s Own