JOURNAL
nanamica
SEASON’S ESSENTIALS Vol.5
2026.10.28
深まる冬の気配に、ニットジャケットの温もりを

寒さが深まる季節、アウターほど気負わずニット一枚では物足りない。そんな日にはニットジャケットという選択もいい。たっぷりルーズなシルエットに、ざっくり編み立てられたニット地、そしてジップの配置が独特のField Steep Knit Jacketがうってつけだ。混色のニット地は、ウールとモヘヤ、和紙の3種の糸を引き揃え、肉厚な3G編みで仕上げたもの。まるで手編みのようなナチュラルで温かみのある風合いながら、寒い日はしっかり保温し、汗や湿気を外へ逃してくれる。そして、首、袖、裾に配された太めのリブが肌に優しくフィット。都市生活では、この一枚で事足りるスペックも持ち合わせているのだ。
アイコニックなジップのデザインは、1990年代に生まれたTHE NORTH FACE Steep Tech 96 Apogee Jacketから踏襲したもの。スキーウエア由来のテクニカルなディテールを、ハイテク素材ではなくあえてニットで表現したのが今作である。左のジップを全て開いてジャケットのように羽織るもよし、閉じてプルオーバー感覚でがばっと羽織るもよし。さらにインナーに薄手のウインドブレーカーやマウンテンパーカを着込んで、アウトドアムードをひとおしするのも一興。立体的かつリラクシーなシルエットも今らしく、単調になりがちな冬の装いに程よい抜け感を与えてくれる。
