JOURNAL
nanamica
ASPHALT&GREEN RECORD vol.16
2026.10.21
A FIELD DOWN COACH JACKET FOR SLEEPY MORNING

冷たい空気で目が覚めた冬の朝。重いまぶたを擦りながら朝食の準備をはじめた。


こんな朝にパーカーだけでは少し心もとない。かといって家の中で本格的なアウターを着込むのも大袈裟だ。そこでクローゼットから取り出したのはダウンを内蔵したコーチジャケット。肉厚なダウンほど仰々しくなく、カーディガン以上に頼もしい。中わたの光電子® ダウンは体温から発せられる遠赤外線を輻射して、また体に戻すことで自然な暖かさを保ってくれるのだとか。季節の変わり目から冷え込みの激しい冬の朝まで、どんな時でもささやかな温もりを与えてくれる。


なんてことない朝食には、季節の果物と淹れたてのコーヒーさえあればいい。身体を締め付けないオーバーサイズシルエットだから、食器を取り出したり、りんごの皮をむいたり...ちょっとした動作だってスムーズにこなせる。斜めに配された大きなポケットは、80年代に登場したTHE NORTH FACE Grizzly Peak Jacketから受け継いだディテール。そんな密かなこだわりが愛着をより深めてくれる。




いつも通り座る間もなく、ものの数分で朝食を平らげた。窓から差し込む朝日が表地のやわらかな光沢を引き立てる。その日の気分次第でマットな裏地を表にして、リバーシブルでも楽しめる。ちょっと気怠い朝でも、服ひとつで気分は案外変わるものだ。